タガネ

タガネは宝石を指輪などに留めるための道具です。
使い方は彫刻刀のノミの様に留めたい部分に先端をあてて頭をハンマーで打ちます。
タガネは常に数十種類を用意しておきその中から適切な物を選択して使います。
数が多くなってしまうのは小さい物が故に同じタガネでの代用ができないためです。


少し見えずらいのですが、手前真ん中にあるのが米粒です。タガネの先端がいかに細いかが分かると思います。 タガネの先端は、相手に合わせたり、使いやすいようにカスタマイズしたりします。
大抵の石留め職人は買ってきたそのままでは使わず、自分用に先端を加工します。





タガネ用ハンマー
見ての通りとても小さな物です。石留めの際には繊細な力加減と打ち込みの角度が重要です。
このハンマーはこの道に入って2代目です。初代は細くなりすぎた柄の部分を折ってしまいました。柄の部分だけ変えても良かったのですが、頭も違う物に変えてみたかったので、2代目は全て新調しました。
すばらしーへこみ具合。
ハンマー打ちが得意ではない人は打ち込み部分に偏りが出て頭が変な形に変形してしまいます。
2代目になって10年以上!いい感じの形に柄の部分が減っています。これは最初から使いやすいように削ったのではなく、長年の使用で手で持った形にすり減ってしまったのです。
とても使いやすくなっています。
型どりしてとっておこうかな・・・